総コレステロール値よりもLDL値が重要なわけ

コレステロールが、身体にとってよくないということは、広く知られているかもしれません。確かにそのことはただしいところがあります。実際日本動脈硬化学会というところでは、コレステロールの基準値で、220mg/dl以上の人は、治療の必要ありというガイドラインを適用していました。しかし2007年になって、日本動脈硬化学会では、新しいコレステロールについてのガイドラインを発表しています。
まず、上の総コレステロールの数値は、少し基準がおかしいと指摘する声が多かったです。実は、総コレステロールの値が180〜200mg/dlの人が、最も心筋梗塞や脳卒中で死亡する可能性が低いといわれています。そこで、新しいガイドラインでは、総コレステロールの値で判断をすることを廃止しています。一方で、よく悪玉コレステロールといわれていますが、ldlコレステロールを基準値にして、診断の必要性を判断していこうという流れになってきています。
現在、ldlコレステロールが140mg/dl以上になっている場合には「脂質異常症」というふうに診断をすることになっています。ちなみにhdlという善玉コレステロールも関係をしていて、40mg/dl未満となっている人も、脂質異常症と診断されます。